阿波尾鶏
「阿波尾鶏」は、徳島県内で古くから飼育されていた軍鶏の雄とホワイトプリマスロック種鶏の雌を交配し、10年の歳月をかけて開発され、徳島県オリジナルの品種に育て上げられました。
その名前は、徳島最大のイベント「阿波踊り」の強烈なエネルギーと健康的な躍動感をイメージし、郷土色豊かな鶏という意味をこめて名づけられました。
徳島の豊かな自然の中で、通常のブロイラーの飼育期間は約55日に対し、「阿波尾鶏」は80日以上もかけて丹念にゆっくりと育てられています。
のんびりと広い鶏舎を元気に動き回る阿波尾鶏は、肉色にやや赤みを帯び、低脂肪で適度な歯ごたえとやわらかさ、もっちりとした食感が特徴です。
「阿波尾鶏」は、肉のうま味成分であるアスパラギン酸やグルタミン酸が、他の鶏種に比べ多く含まれているので甘みとコクのある旨味が人気を呼んでいます。